一般眼科
- 目に痛み、かゆみ、違和感がある
- 目が充血している
- 目が乾燥する
近視・遠視・乱視の各種検査、メガネ・コンタクトレンズの処方をはじめ、花粉症・アレルギー性結膜炎、眼精疲労・ドライアイなど幅広い診療を行っております。
目は生活の質と深い関わりのある大切な部分です。精密な検査の上、あらゆる症状に対して適切な治療を行いますので、目に違和感がありましたらお早めにご来院ください。
白内障
- 視界がかすむ
- 日差しや電灯の光が異常にまぶしい
- ものが二重になって見える
白内障は、ものを見るときにレンズのような役割を果たす水晶体が白く濁る病気です。濁る部分によって症状はさまざまで、明るいところでまぶしさを感じたり、白く霧がかかっているように見えたり、視力が低下したりします。
原因はいくつかありますが、特に多くみられるのは加齢によるものです。初期の段階であれば点滴治療で進行を抑えることができ、すでに進行している場合は手術で症状の改善をめざします。
日帰り手術に対応
一度白く濁った水晶体は、投薬などで元に戻すことができないため、治療には手術が必要です。手術では濁った水晶体を取り出してから、人工の水晶体を埋め込みます。当院では日帰りで白内障手術を行っており、ご来院からご帰宅までのお時間の目安は約●時間です。手術の進行や手術内容によっては、さらに時間がかかる場合もありますが、基本的にすぐに通常の生活にお戻りいただけます。
視力の回復スピードは目の状態によって異なり、手術当日によく見えるようになる方もいれば、1週間以上かけて徐々に回復していく方もいらっしゃいます。詳しくはカウンセリングの際にお尋ねください。
緑内障
- 視野が狭くなった
- 片目だと見えない箇所がある
- かすみがかって見える
緑内障は眼球内の液体が増えて眼圧が上がり、視神経が圧迫されて視野の一部が欠けてしまう病気です。次第に視野が狭くなり、放置しているとやがて失明してしまいます。
40歳を越えると発症しやすいものの、初期のうちは自覚症状がほとんどないため、定期検診を受けることをおすすめいたします。早期発見ができれば、眼圧を下げる目薬で進行を遅らせることが可能です。
黄斑疾患
- ものが歪んで見える
- 視野の中心が暗い
- 色の区別がつきにくい
黄斑は網膜の中心部にある直径1.5mm〜2mmほどの小さな器官で、見るものの大きさや形、色などを識別する部位です。
おもな黄斑疾患は、加齢によって黄斑に異常が起きる「加齢黄斑変性」で、視野の中心に影が出たり、ものが歪んで見えたりする症状が代表的です。60代以降の特に男性に多く見られます。
また糖尿病網膜症やぶどう膜炎などの病気によって黄斑がむくむ「黄斑浮腫」は、視力低下などを起こします。重症の場合は失明する恐れもあるため早期発見が大切です。特に糖尿病など持病のある方は早めに受診しましょう。
硝子体注射(抗VEGF療法)とは?
黄斑疾患のおもな治療法には、硝子体注射(抗VEGF療法)があります。硝子体とは眼球内部の大部分を占めるゼリー状の組織です。
黄斑疾患により眼内にVEGFという物質が増えると、血管に異常が生じて、網膜がむくんだり出血したりします。そこで抗VEGF薬を注射することで、炎症やむくみを抑えることができます。
注射の前には点滴麻酔を行いますので、痛みはほとんどありません。ただし効果が長期間持続するわけではないため、定期的な治療が必要です。
網膜・硝子体疾患
- 目に黒い点や虫のようなものが見える
- 視野の中心が暗い、欠けて見える
- 目の前が歪む、濁って見える
硝子体はガラス体ともいい、正面から見て水晶体から網膜までを満たす無色透明の組織です。硝子体が出血したり濁りがあったりすると、実際よりも暗く見える、黒い点が飛んでいるように見える、ゆがんで見える、視力が低下するといったトラブルを引き起こします。
加齢による変化の場合は心配いりませんが、網膜剥離や黄斑前膜といった病気の場合は手術が必要です。見え方に違和感がありましたら、眼科医へのお早めのご相談をおすすめいたします。